「教育資金」「老後資金」と共に人生の三大支出といわれる「住居資金」。
賃貸民も住宅ローンで持ち家のある人も月々大量のお金が住居費に消えていきます。
私のような借金持ちは住居費を削減して支出を減らすことは必須です。
持ち家の方は難しいですが、賃貸民は住居の見直しで家賃を減らせます。
支出を抑えるために住居の厳選が必要
家賃も一度削ってしまえば次に引越しをするまで何もせずとも永続的に節約効果が続く固定費です。
賃貸物件を探す時はどうしても様々な条件をトッピングして探してしまいますよね。
築浅物件、駅近物件、オートロック、宅配ボックス、独立洗面所、防音性の高さ、2階以上、敷地内駐車場有り、などなど。
しかし好条件をトッピングすればするほど値段が上がっていくのは賃貸もCoCo壱も一緒。
借金持ちは全てを手に入れることはできません。
どうしてもそれが無いと我慢できない条件に絞って住居を探しましょう。
一生そこに住めという訳ではありません。
借金完済までは多少生活に不便があっても徹底的に家賃を削るべきということです。
通勤時間が増えても乗り換えなしで職場の最寄り駅まで行ける郊外の場所。
駅から遠い物件も散歩を兼ねて通勤できると考えれば節約に健康作りも兼ねられます。
オートロック、必要でしょうか?オートロックだと置き配が使えず不便ですよ。
有れば便利だけど無くても生活には困らない。
そんな条件であれば借金完済までは我慢しましょう。
福利厚生の威力は絶大!
私は運が良いことに2024年4月に関東地方から田舎へ転勤となりました。
ただでさえ家賃の相場が下がったことに加え、5年間社宅に入居できる権利を手にすることが出来たのです。
福利厚生の威力は絶大!
物件の選択権はありませんが、会社が用意した借上げ社宅は家賃58,000円/月の物件。
私の会社では社宅の賃料は自己負担3割で良いため17,400円/月で住むことが出来ます。
また田舎且つ駅から離れた物件のため駐車場も4,400円/月とこちらも安くなりました。
関東地方では職場まで電車の乗り換えなしで行ける片道1時間半の場所ではありましたが、オートロック付き、1R 10.5畳、カウンターキッチン、角部屋と身分不相応な物件に住んでいました。
家賃74,000円/月、駐車場12,000円/月。
今考えれば借金持ちのくせにこんな物件を選ぶなんて正気ではないですね。
田舎への転勤という運も味方した引越しによる節約効果は
家賃+駐車場代が 86,000円/月 → 21,800円/月 に減額。
64,200円/月 の支出削減。
となりました。
年間770,400円の削減、大きすぎる!やはり田舎はいい!
5年後どうする?
社宅に入居できる5年間はまさにボーナスタイム!
この好条件の恩恵を受けられるうちに何としても借金完済したいと思っています。
また、5年で借金を完済できてもその頃は50代に突入していて老後はすぐそこ。
社宅を追い出される5年後の物件選びも今度は老後の資金を貯める上では重要と考えています。
今の物件は1K 8.4畳の部屋ですが、関東地方に住んでいる時にミニマリストに感化されて所有物の最小化を済ませていたのでかなりスペースが空いていています。広すぎるくらい。
ひと部屋6.5畳もあれば全て収まるはずなので家賃に影響のある部屋の広さは選択肢が多くなっています。
物を減らせば家賃を減らすこともできます。
ミニマリズムに関する記事もよろしければご覧下さい▼
ミニマリストに学ぶ買わないという節約
やはり家賃の削減は非常に大きな節約効果がありますね。
会社に田舎への転勤希望を出すまではやりすぎとしても
- 家賃、駐車場の安い地域への引越し
- 好条件を避けた物件探し
- 所有物を減らして狭い部屋を選択
といった工夫により家賃の削減を検討しましょう。
繰り返しますが一生我慢を強いる物件に住めということではありません。
借金完済まで我慢して短期集中節約をして返済を進めていきましょう!