長引くロシアとウクライナの争いもあって電気代が高騰していますね。
ただでさえ電気代の単価が上がっていますが夏はエアコンの使用により電気代が高くなりがちです。
しかしエアコンを使わなければ熱中症のリスクもありますし、夏の暑さはエアコンなしでは耐えられないですからね。
そんな中、私はエアコンの使用方法を改善することで電気使用量を減らすことができました。
この記事を読むことで電気代を減らすエアコンの使い方がわかります。
跳ね上がった8月の電気代
私は節電についてはそれほど意識することなく生活していました。
節電を頑張ってもせいぜい千円ほどの節約にしかならないだろう、そう思って節電よりも快適な生活を送ることに重きを置いて電気を使っていました。
そんな考えを変えたのは8月の電気代でした。
このグラフは今のアパートに引っ越した2024年の4月~8月の電気使用量です。
8月の伸びが凄まじいことになっています。
この原因は誰がどう考えてもエアコンによる電気使用量の増加でしょう。
7月も暑かったですが、7月と比較して8月の電気使用量はほぼ2倍です。
8月の電気代は1万3千円と大変なことになりました。
さすがにこれは借金返済生活に影響が出てしまう!
気は進みませんでしたがエアコンの使い方を見直すことにしました。
夏の電気代削減策はエアコンの使い方
こちらのグラフは8月の日別の電気使用量です。
19日以降全体的に電気使用量が抑えられていることがわかるかと思います。
8月の電気代請求額を見て危機感を感じたのが18日、エアコンの使い方を工夫し始めたのが19日からになります。
赤塗り部分は土日祝日で家にいる時間が長い日ですが、土日の24日、25日も19日以前と比較すると電気使用量を低く抑えられています。
私がエアコンを使う際に意識するようになったのは次の2点です。
これにより日々の電気使用量を減らすことができました。
部屋の扉を閉じる
電気代を意識する前は部屋の扉を開けっ放しにしてエアコンを使っていました。
部屋の間取りが1Kで扉を開けても空間は大して広くなくエアコンの電気使用量にそれほど影響はないと思っていたのです。
しかし、少しでも電気使用量を抑えようということで扉を閉めてみました。
すると日中仕事にでかけていた日も、在宅勤務で一日中部屋にいた日も、全体的に電気使用量を低く抑えられたのです。
必要な空間分だけ冷やすようにするというのは大事ですね。
在宅勤務を減らし出社して働く
私の勤める会社は働き方に柔軟性があり、在宅勤務の頻度も各自の裁量に任せられています。
8月前半はほぼ在宅勤務とお盆連休もあり、一日自宅にいる日がほとんどでした。
電気代を意識した19日週は一週間のうち在宅勤務を二日に減らしてみました。
先に載せた日別の電気使用量のグラフを見ると出社した日が一目瞭然かと思います。
20日、21日、23日が出社した日になります。
節約を意識する前と比較すると出社した日の電気使用量は先述の「部屋の扉を閉じる」対策効果も相まって半分になっています。
エアコンを使わないとこんなに違うんですね。
効果を感じなかった対策
おまけでもう1点やってみたことがあります。
しかしこちらはあまり効果を感じませんでしたね。
除湿と冷房の使い分け
時間帯によって除湿と冷房を使い分けてみましたがそれはあまり効果を感じませんでした。
0~6時は28度設定の冷房。
6~12時は除湿。
12~19時は27度の冷房。
19~22時は除湿。
22~24時は28度設定の冷房。
と気温に合わせて使い分けをしてみました。
このグラフは在宅勤務で一日自宅に居た8月22日の1時間ごとの電気使用量です。
気温相当の変化量で除湿と冷房を使い分けた効果は見えませんね。
結論、27~28度設定の冷房でいいですね。
まとめ
節電方法は世の中にたくさんあふれています。
・冷蔵庫の使い方を工夫する
・コンセントを抜いて待機電力を削減する
・こまめに照明を切る
・洗濯はまとめ洗いで選択回数を減らす
どれもやるに越したことはないですが、労力に対して効果が少なすぎます。
それに対してエアコンの使い方を工夫することによる節電効果は絶大です。
家計全体の支出削減もそうですが効果の大きいところから手をつけるのは節約の基本ですね。
エアコンを賢く使って支出を削減しましょう!