何も考えず借りれるところから限度額まで借りた結果…。
金額もさることながら高い金利に苦しむことになりました。
返済しても返済しても減らない借金。
このままでは定年までかかっても完済できない。
何か策はないものか…。
金利を把握しよう
100万借りたら100万返せば良い…そんなわけはない。
当然借りたお金には金利が乗るもの。そんなのは小学生でも知っています。
返済計画を立てる前にまず自分の借金の金利はどれくらいなのか。
金額と金利をまず整理したいと思います。
私の借金はカード会社2社のリボ払い、金融機関2社のカードローン、そしてカーローン。
合計5社から借金をしていました。
それぞれの金利について高いとは思っていたものの正確には把握していませんでした。
借金している人でそういう人、実は多いのではないでしょうか?
私が借金していた各社の金利は以下の通りでした。
- カード会社Aのリボ払い … 金利15.0% 金額200万円
- カード会社Bのリボ払い … 金利18.0% 金額100万円
- 金融機関Aのカードローン … 金利 7.6% 金額300万円
- 金融機関Bのカードローン … 金利 3.9% 金額 50万円
- カーローン … 金利 4.9% 金額300万円
やっぱりリボの破壊力は半端ないですね。
これだけ金利が高いと完済するのに何年かかるのか…。
気が遠くなり、絶望感さえ覚えました。
おまとめローンで金利を下げろ!
ある日会社の労働組合から金融機関Cで借金相談受付中、とのメールが届きました。
あ、ピンポイントで私宛てに来たメールではないですよ。全組合員に向けたメールです。
藁にもすがる思いで金融機関CのWebの相談フォームへ入力しました。
しばらくしてから金融機関Cから電話連絡があり数点のヒアリングがありました。
- どのような用途で借りたのか?
- 借入先と借入残高、金利はいくらか?
- いつ頃から借りているのか?
- クレジットカード、カードローンを契約した日はいつ頃か?
- 収入はいくらか?
その後必要になったのが各借金のエビデンス。
カーローン以外は各社のWebページから名前と借金残高がわかる画面コピーを取得。
カーローンは返済予定明細が郵送されていたため、そのコピーを提出しました。
他には所有しているクレジットカードの利用明細も提出しましたね。
次に金融機関Cの店舗へ行き、対面で返済計画の話し合いをしました。
面接も兼ねているような感じでしたね。
結局金融機関Cへは3度足を運ぶことになりました。
最初に連絡があってから審査が通るまでに結局5か月かかりました。
金額が金額だけに時間かかりましたね。
おまとめローンにより金利と借入金額は以下の通りとなりました。
- カードローン … 金利3.875% 金額500万円
- フリーローン … 金利5.625% 金額150万円
- カーローン … 金利2.200% 金額300万円
この通り大幅に金利が下がりました。
審査が通ったあとの手続きは以下の通り。
- 各種ローンの申し込み書類の提出
- 金融機関Cから借りたお金の入金口座に関する書類の提出
- 各社の借金残高を一括返済
- リボを利用していたクレジットカードを解約、解約証明書の提出
- 金融機関のカードローン口座の解約、解約証明書の提出
- カーローンの完済証明書の提出
今、思うこと
おまとめローンの相談をする前までは恥ずかしくてとても借金の借り換えなんてできないと思っていましたし、実際に金融機関Cの方とやり取りしている際も自分の借金金額の大きさからやはりとても恥ずかしい思いはしました。
ですが、借金生活をしている身が恥ずかしいなんて言っていられません。
私と同じように高い金利に苦しみ多重債務に陥っている方はすぐに対策に動きましょう。
時間はどんどん過ぎていきます。
この記事が借金に苦しんでいる人の生活改善に踏み出す一歩となってくれれば幸いです。