お金をつぎ込んで購入する、物、物、物…。
物はその購入のための支出もさることながら、それを維持するだけでもお金がかかります。
物が多ければそれを置くためのスペースが必要になります。
つまり物の数だけ広い部屋に住まなければならなくなります。
住居費は人生の三大支出の一つ。
部屋の数が多いほど、部屋が広いほど家賃は高くなります。
私もかつては多くの物に囲まれて生活していて一人暮らしにも関わらず、物置き部屋を確保するために1LDKの広い物件に住んでいました。
物のために1部屋用意していたのです。
無駄遣いもいいところです。
今回は住居費の安い狭い部屋でも生活できる環境を整えるために私が捨てたものを紹介します。
部屋のスペースを潰す大物を処分する
まずは部屋のスペースを確保するために大物家具に目をつけました。
家電であれば処分することでスペースを確保できるだけでなく、待機電力を減らすこともできます。
物の処分に取り掛かる前は「足の踏み場もない」という言葉そのままの部屋でした。
部屋の中を移動するにもまっすぐ歩けない、体をひねって物を避けながら歩く必要があり、生活するだけでストレスのかかる部屋でした。
テレビ・テレビ台・HDDレコーダー
これらのテレビに関わるものはその大きさから部屋のスペースを大きく潰すものであると同時に、世界一無駄なサブスク費「NHK受信料」を削減するためにも是非処分して欲しいものの一つです。
NHKの受信契約を解約した際の話を記事にしていますので、こちらもどうぞ▼
【NHK解約】チューナー付きカーナビはどうする?
本当にテレビって必要でしょうか?
部屋に帰ってきた時に何となくつけているだけ。
その時間にたまたま放送している番組の中から選択するしかないテレビ。
今はYouTubeやAmazon Prime、TVer、Netflix などなど見たい時間に見たいコンテンツを選択することのできる時代になりました。
長い歴史のあるテレビという物は、その役割を終えたと言ってもいいでしょう。
ウォーターサーバー
いつでも冷たいきれいな水、沸騰したお湯を出すことのできるウォーターサーバー。
あれば便利である物に違いはありませんが、必要でしょうか?
日本の住居には水道があります。
そしてそこから出る水は世界でもトップクラスの厳しい品質管理をされたきれいな水です。
この水道水を飲まないなんてもったいない、ウォーターサーバーにお金を払うなんてもったいないです。
今すぐ解約してウォーターサーバーを引き取ってもらいましょう。
ウォーターサーバーについてこちらの記事でその必要性を考察しています▼
ウォーターサーバー、ミネラルウォーターは不要!水道水はうまいぞー!
タンス
これも大物ですねー。
タンス自体の大きさもありますが、その中に大量の不用品を収納できるという点でも是非処分を検討して欲しい物の一つです。
タンスの中身を整理することで小さく軽い衣装ケースに収まる程度まで持ち物がコンパクトになります。
スキー用品・ゴルフ道具
スポーツ用品も保管スペースを取られますね。
もうやらなくなったスポーツの道具もさっさと処分してしまいましょう。
いつかまたそのスポーツを再開するかも…。
その時にはまた買いましょう。レンタルでもいいですし…。
使うかどうかわからない物を置いておくスペースはありません。
パソコン机
私はかつてパソコン机を在宅勤務用、プライベート用で分けて2つ持っていました。
しかし、別に分ける必要はないんですよね。
パソコン自体は会社から提供されている物とプライベート用で別ではありますが、作業用スペースは共用することができます。
共用できるものはできるだけ共用して物の数を減らしましょう。
数年触っていない大量の小物を処分する
先に大物に上げたタンスを始め、大物の中に収納されている大量の小物たち。
これらも使っていないものはどんどん捨てていきましょう。
というか中身を捨てないとタンスなどの収納家具は捨てられませんからね。
小物は一つ一つそれが何かを確認しながら捨てることになるため手間と時間がかかります。
面倒に思うかもしれませんが、こう考えたらどうでしょうか?
持ち主の自分でさえ取捨判断、廃却に時間がかかる物たち。
もし自分が突然死んでしまった場合、その始末をしなければならない遺族にかかる負担を想像すれば自分がやらなければ、という気になりませんか?
覚悟を決めて不用品の廃却に取り掛かりましょう。
服・タオル・雑巾などの布類
服は多くの人が大量に所持している不用品の代表格ではないでしょうか?
私はおしゃれには全く興味のない性格ですが、それでも使っていない大量の服がタンスやクローゼットにしまってありました。
また、タオルや雑巾などついつい多めに買いがちな物についても今使っている物が古くなった時用のストックとしてやはり大量に持っていました。
こういった比較的長持ちする物のストックは持つ必要はありません。
必要になった時に買いましょう。
食器
食器はかさばるし重いし割れるしで、たくさん持つべきものではないですね。
就職して一人暮らしを始めた時にお客さんが来た時のために、と食器を多めに買いました。
しかし実際には部屋に友人や同僚を呼ぶことはほぼありませんでした。
私も積極的に散らかった部屋に知人を呼ぼうとは思いませんでしたし、そういう機会ってそんなに頻繁にあるものではないですね。私だけかもしれませんが…。
何にしろ、いつくるかわからない客のために場所をとる食器を常備しておく必要はないです。
いざという時には紙皿で充分ですよ。
ハガキ・年賀状
これもなかなか捨てようとは思わないですよね。
でも思い出してみてください。
届いた日以外に年賀状を見返したことってありますか?
無い人が多いのではないでしょうか?
知人の住所が載っているからという理由であればその情報はスマホに電子保存してハガキ・年賀状はシュレッダーにかけてしまいましょう。
写真・アルバム
思い出のつまった写真やアルバム。
でもその思い出に浸ることってあるでしょうか?
あっても数年に一度とかそういうレベルかと思います。
それであれば本当に大切な写真はスマホで写真に撮って、紙の写真はシュレッダーにかけましょう。
卒業アルバムなど個人情報の載っているものの処分には注意が必要です。
直接ゴミ処分場へ持ち込むのがいいでしょう。
紙の本(漫画・参考書など)
漫画・参考書といった紙の書籍も頻繁に見るものではないかと思います。
何か調べものをしたければ今の時代、Web検索すれば何でもわかりますし漫画も今は電子書籍で購入できます。
紙媒体を持つのをやめれば以外と部屋のスペースを空けることができます。
家電の説明書
これも電子化して紙の冊子は捨ててしまいましょう。
私は「トリセツ」というスマホアプリに自分の持っている家電を登録していつでも参照できるようにしています。
こんな感じでスマホで取扱説明書を参照することができます。
書類
以下のような契約に関わるような書類もなかなか捨てずらいものではあります。
しかし、紙で持っていないといけないような物はほとんど無いかと思います。
最近は様々な契約も電子上で交わすようになってきていますしね。
- 生命保険の書類
- 自動車保険の書類
- 自動車のカタログ
- 賃貸住宅契約書類
- 駐車場契約書類
- 健康診断結果
- 証券会社の書類
- クレジットカードの約款
情報として残しておきたいけど紙で持っておく必要がない物についてはこれもスマホで写真に撮ったり、PDF化して電子データで持っておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
これだけ物を捨てることができればかなり部屋がすっきりします。
その結果より狭い部屋で生活することが可能になり、住居の選択の幅も広がります。
副次効果として生前整理の効果もあります。
ミニマリズムの考え方を取り入れることでシンプルでお金のかからない生活を手に入れましょう。