病気は節約の敵【眼瞼痙攣/うつ病/アトピー性皮膚炎】

借金770万円持ちの私に今必要なのは徹底した節約生活。
しかし、せっかくコツコツと節約しても健康を損ねてしまうと「医療費」という固定費が削った支出を打ち消してしまいます。
先週は3日連続で病院へ通いました。
眼科、精神科、皮膚科。
3つの病院で5月はこれまで医療費合計2万円。
今回は私が医療費という固定費が発生する元となっている病気を紹介しつつ、節約するなら健康にも気を遣いましょうというお話です。
眼瞼痙攣(5月医療費:14,850円)

2年ほど前から「なんか目が開けづらいなぁ」という症状が出始め、段々と瞬きを自分で止められないという症状に移行しました。
眼科で診察してもらった結果、眼瞼(がんけん)痙攣という聞いたことのない病気でした。
原因はわかっていないけれどもまぶたの開閉を制御する脳の中枢神経系の病気のようです。
根本的にこれを治す治療方法は現状無く、処置としては目の周りにボツヌリス毒素というものを注射(ボトックス注射)して目をつぶる筋肉の力を弱める対処療法となります。
この注射が非常に痛い!
おまけに財布にも痛くて、私の通っている眼科では11,000円かかります。
しかも効果は3ヶ月程度で切れるということなので1年に4回注射する必要があるということ。つまり1年で44,000円が必要になるということです。
1年前に眼科で眼瞼痙攣と診察され、一度ボトックス注射を打ったのですが、その時はあまり効果が無く治療を中断。
その後、肩こりが影響しているのでは?と温熱低周波治療器を買って肩こり解消を図ったものの全く効果無し(肩こりに効果があったかも微妙)。
脳の中枢神経系の異常ということで、脳神経外科でも相談、脳のMRI検査もしましたが異常無し。
うつ病の治療薬が影響している場合もあるとの話もあったため、精神科の先生と相談しながら抗うつ剤を減らしたり痙攣に効果のある薬を処方してもらったりもしたもののこちらも効果無し。
結局眼科に戻り、薬の量を増やして二度目のボトックス注射を打ったところである程度の効果を得られました。よくよく聞いてみるとボトックス注射は副作用に注意しながら薬の量は少量から試し始め、少しずつ増やしてちょうどいい量を見極めるということなので、最初でボトックス注射による治療を諦めてはいけなかったんですね。
餅は餅屋、目は眼科、ということですね。
他の科を受診する場合にも眼科で相談してからにすれば遠回りをすることは無かったのかなぁと反省しています。
うつ病(5月医療費:3,050円)

うつ病を発症してから20年が経過しました。長いですね〜。
今でこそ私の勤める会社はとてもホワイトになりましたが、20年前は非常にブラック。
朝8時に自宅を出て帰ってくるのは夜中の2〜3時。風呂に入っている間に会社からの着信履歴が有り自宅でパソコンを開いて電話対応した後、1時間だけ寝て出社。
土日も当然出社、14日以上連続勤務は禁止なのでタイムカード上は休んだことに…。
会社には時々職場で倒れた人を運ぶ救急車が来ていました。
そんな生活が3年ほど続いた頃、異常行動をするようになってしまいました。
包丁で自分の腕を切る自傷行為。
このままでは死ぬ!と思い、毎月の残業80時間超過による産業医面談で産業医へ自傷行為を白状したところ、即入院となりました。
結局3ヶ月入院を含む2年間の休職となることに…。
復職後も体調は完全には戻らず大きく調子を崩すこと3回、初回を含むと4回の長期休職をすることになりました。
残業で勝手に貯まっていた500万円ほどの貯金も長期休職を繰り返す中で0になっていました。
健康を害する働き方をすることは貯蓄には逆効果になるということを痛感した経験ですね。
当時の私はまだ20代。そんな職場からは逃げて転職するのも一手だったのかなぁとも思います。
アトピー性皮膚炎(5月医療費:2,780円)

アトピー性皮膚炎も長く苦しめられています。
症状が酷く出始めたのは28年前。
それ以来毎日薬を全身に塗る生活が続いています。
正直面倒…。
こちらも眼瞼痙攣同様、薬を使い続けるしかない状況。
頻繁に部屋の掃除と空気清浄機で部屋の埃を減らすようにはしていますが症状は改善せず。でも掃除をサボると症状は酷くなるのでやめられない。
ストレスも溜めないようにしていますが、こちらはどうしようもないんですよね。ストレスを減らすのも限界がある…。
結局病院に通い続けるしかないんですよね…。
まとめ
一度体を壊すと長々と、モノによっては一生治療を続ける必要があります。当然その際には医療費がかかります。
加齢や体質により気をつけようがない病気もある一方、普段の食生活や運動習慣、働き方の見直しなど、自身の意識により防げる病気もあります。
せめて自分の意識で防げる病気には出費をしないように生活していきましょう。病気を防ぐのも一つの節約行動です。
出費を減らすため、体を健康に保ちましょう!