闇深いスマホゲームのガチャ。
ゲームの運営側は課金してもらってなんぼ。
運営側も必死になって魅力的なガチャの報酬を考え抜き、私達の財布からお金を搾り取ろうとします。
一度課金してしまうと千円札、一万円札をただの紙かのようにつぎ込んでしまう。
この感覚、以前にもあったような…。
ガチャはギャンブル
私はスマホゲームにはまる前、パチンコ・競馬に打ち込んでいました。
ギャンブルと呼ばれるものです。
ギャンブルでは千円札、一万円札を躊躇なく機械に投入し湯水のように消えていきます。
コンビニやスーパーでは数十円の差を気にして買い物をするのに…。
このお金が軽いものに感じる感覚がスマホゲームのガチャを回す時にお金を使う際に感じるものと似ているのです。
またガチャにお金をつぎ込み一定の確率で大当たり(自分の欲しいキャラクター)が出る、この当たりを引いた時の気持ち良さもギャンブルに通じるものがあります。
このことから、ギャンブルにはまる人はスマホゲームのガチャにもはまりやすいと言えるでしょう。
無駄な支出を防ぐ考え方の一つとして物を買う際にはその消費が見栄や承認欲求に捉われ他人の目を気にした購入になっていないか立ち止まってみることが効果的です。
しかしギャンブルの怖いところはお金を消費する時に他人というものは一切絡まず、自分一人の中で気持ち良いと感じる仕組みが完結してしまうところにあります。
自分一人なのでどこにいてもそこにギャンブルがあれば手を出せる。
どこにいても…それをスマホが可能にしてしまいました。
そしてスマホの中にギャンブル性のあるガチャが存在しているのです。
厚生労働省が2021年に行った調査によると日本で過去1年間にギャンブル依存症が疑われる状態になったことがある人は成人(18歳~74歳)の2.2%、196万人で少し古いデータですが他国と比べるとアメリカ1.9%(01年調査)、イギリス0.8%(00年調査)、スウェーデン0.6%(01年調査)と日本は突出して高い割合となっています。
有病者を含めギャンブルにはまっている人が非常に多い日本。
ガチャにはまりやすい人もその分多いと言えるでしょう。
そんな状況がガチャビジネスをさらに発展させていると言えるかもしれません。
ガチャをやめるにはどうすれば…
少し話がそれました。
ではガチャをやめるにはどうしたら良いのでしょうか?
ベリーベスト法律事務所のコラムには以下6つの方法が紹介されていました。
- 病気だと認識して病院へ入院する
- 他に打ち込めることを探す
- 最低限の現金しか持ち歩かない
- ギャンブル関係の友人や知人の交友を断つ
- 欲しいものリストを作成する
- 月の支出を明確にする
このうちガチャ中毒にも応用できそうか考えた場合、ガチャの決済手段はクレジットカードやキャリア決済が多いかと思うので③は無いかと思います。
また⑤⑥の対策については私もやってはいるのですがガチャをやめるには弱い。
私が今やっていることとして効果が出そうだと感じているものが残り3つの中にあります。
②他に打ち込めることを探す、です。
私は2024年8月からブログを始めました。
まだ始めて一週間と非常に短い期間ではあります。
しかしブログの執筆に割く時間、インプットのために書籍や新聞記事を読む時間は楽しく、また私からゲームをやる時間を奪ってくれています。
このままブログを書き続けていればガチャの沼から抜け出せるのでは?
そう光が見えてきました。
ガチャ沼から抜け出そう!
打ち込めることを探す…。
言うは易しで私もブログに行き着くまでは対策としては知っていたものの打ち込めることに出会えずに長い年月を消費してしまいました。
ブログを始めたきっかけとなったのはある節約系YouTubeの動画で「ブログを書く時間で浪費する時間が減った」という言葉でした。
打ち込めることを自分一人で考えるのは非常に難しいと思います。
ですが今の時代はYouTubeやSNSで自分のやっていることを発信している人が無数にいます。
どこに自分に響く情報が潜んでいるかわかりません。
様々な媒体に積極的に触れることでヒントをつかみ取ることが出来るかもしれません。
私もブログを通じてガチャから抜け出すまでの様子を発信していきます。
一緒にガチャ沼から抜け出しましょう!