【狙われたカーナビ】NHKと縁を切るには?

先日、愛媛県警の捜査用車両に設置されているチューナー付きカーナビ38台についてNHKとの未契約が判明、受信料約644万円が未払いになっているとの報道がされました。
また、同じく愛媛県の公用車93台についても同様に約812万円が未払いになっているとの報道も…。
契約者激減に焦ったNHKが遂に税金から受信料を取れるところにメスを入れ始めたといったところでしょうか?
業務中にわざわざNHKを見る社会人がどこにいるか!
他にも大々的に報道されることで個人レベルにカーナビからも金取ったるぞ!という圧力をかける狙いも透けて見えます。
今回はテレビを見る訳ではないのにチューナーがついてしまっているカーナビを設置している方に、私が実際にNHKとの受信契約義務を消滅させた方法を記事にします。
見もしないNHKに無駄金を支払う人が一人でも、一自治体でも減ることを願います。
カーナビのアンテナを取り外す
結論からお話しします。
カーナビのアンテナを撤去することで受信設備としての機能を無くしてしまえば良いのです。
放送法第64条には「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、受信契約の条項で定めるところにより、協会と受信契約を締結しなければならない。」とあります。
従ってカーナビについては放送を受信することのできない機器にすれば良いのです。
その方法として私はカーナビのテレビアンテナの撤去を行いました。
今でこそチューナーレスカーナビのラインナップは増えていますが、私が今の車を購入した3年前はほとんどチューナーレスカーナビの選択肢はありませんでした。
調べた限り1〜2種類しか無かった記憶があります。
それだけこの3年間でチューナーレスカーナビの需要が増えているのでしょう。
その理由の99%はNHKと契約したくないからだと思います。個人の感想ですが。
私はカーナビのテレビアンテナの撤去をカーディーラーにお願いしました。
私にはDIYでテレビアンテナを撤去する知識も技術もありませんので。
NHKを解約、または訪問員を追い返す際にもエビデンスが必要になりますので、カーディーラーにお願いする場合には以下のような感じで領収書に作業内容を記載してもらいましょう。
私の場合、費用は4,620円でしたが価格については車やカーナビによって結構変わってくるかと思いますので、事前に業者に見積もりをお願いすると安心ですね。

ご自身でテレビアンテナを外す場合にも作業前、作業後の写真を撮っておいた方が良いでしょう。
・内装パネルを外す前のテレビアンテナと閉じているパネルが(出来れば一枚に)写っている物。
・内装パネルを外してテレビアンテナのコネクターを外す前後を写した物。
・取り外したテレビアンテナの写真。
・内装パネルを取り付けた後のテレビアンテナの付いていた場所と閉じているパネルが(出来れば一枚に)写っている物。
この4点の写真があれば大丈夫かと思います。
NHK受信契約の解約
カーナビを撤去して放送を受信出来る設備が全て無くなったならばNHK受信契約の解約手続きをしましょう。
NHK受信契約の義務が無くなった今、一刻も早く解約して無駄金の流れを止めましょう。
解約をするにはNHK指定の届出書を提出する必要があります。
まずは「NHKふれあいセンター」へ電話して、放送を受信可能な機器は全て撤去した旨を説明し、届出書を自宅へ送付してもらいましょう。
電話では受信機器の撤去方法、いつ撤去したか?エビデンスの有無を聞かれます。
私の場合、テレビは電話する1年前に家電量販店で売却していたためエビデンスは残していませんでしたが、店名・支店名・売却時期を覚えていたのでそれをはっきりと伝えたところ無理にエビデンスは求められませんでした。
届出書が送付されてきたら必要事項を記入の上、必要なエビデンスを同封してすぐに返送しましょう。
カーナビのアンテナ撤去に関するエビデンスは先述の領収書のコピーを提出しました。
原本を送ると証拠隠滅される恐れがあると考えコピーを送りましたが、コピーで問題ありませんでした。
エビデンスの原本は解約したあとも大事に取っておきましょう。
いつNHKの関係者が訪問してくるかわかりませんので。
まとめ
今まで見逃していた警察・役所に手を入れてきたのは明らかに契約者の激減により収益が悪化しているNHKの焦りの表れかと思います。
今度はスマホからも受信料取るぞ!ということで動いているようですね。
インターネット接続環境があれば受信料が取れるとなった場合、ちゃんと外国からも平等に取るんでしょうか?
平等に海外にも訪問員を派遣できるのか?
どうなんでしょうねぇ。
スマホからも取るとなった場合、AppleにNHKのサイトに接続できないスマホを作ってくれ!と訴えるしかないかな…。
まぁまだ決まっていないことについて対策を考えても仕方ありませんね。
まずは今、目の前の問題を取り除いていきましょう!