【車貯金】徹底的な節約生活の始まり

ここ暫くおさまっていた「車欲しい病」が発病してしまった。
債務者の私にとって車を買うのは一苦労。
というかすぐには無理。
現在の貯金額は端数と呼べる程度しかないから節約して支出を減らし貯金額を少しでも増やしたい。
徹底的な節約生活が始まった。
お金を貯められなかった理由

現在の借金総額は770万円。
最大借金額950万を約2年かけて180万円減らしてはきた。
ただ現在の借金残高は2年前に短期完済を決意した時の計画と比較すると不満なもの。
5年での完済を目指していたから借金残高は現段階で600万円は切っておきたかった。
それに加えていつ何があるかわからないので100万円程度の現金は持っておきたかった。
でも現在の貯金5.5万円…。
この2年間返済を加速できなかった理由は借金を作った原因と重なるけどゲームへの廃課金。
何度もゲームをやめようとしてスマホからアプリを消したけれども1〜2週間すると再インストール、データを復旧させてはまた課金をするという体たらく。
一度はデータ復旧用のパスワードを覚えられないランダム文字列に変えて二度と自分で復旧させられないようにまでしたんだけど…。
結局ゲーム運営と1週間ほどかけてやり取りしてまでデータを復旧させてしまった。
もはやゲーム廃課金卒業のための対策は尽きた。
あとは根性論で自分の課金欲にストップをかけて課金を少しでも減らすしかない、というところまで追い込まれた。
課金欲には車欲で勝負

とは言えいつまでも借金生活を続けていい訳ではない。
なぜなら労働による収入を得られる時間は確実に減っていく。
先日49歳の誕生日を迎え40代最後の一年が始まった。
プロフィールに「40代サラリーマン」と書けるのもあと一年となった。
うちの会社の定年は65歳。
いずれ70歳に引き上げられるのかもしれないが…。
となればあと16年で借金を完済した上で「老後2,000万円」問題に対応できる財産を蓄える必要がある。
物価が上がった今も2,000万円でいいのかは謎だが最低ライン、この金額は必要だろう。
こんな中、課金病と共に持病である「車欲しい病」が再発した。
債務者という立場であるにも関わらず。
新たにカーローンを組むためには確実に定期返済をし借金総額を減らすと共にある程度の頭金を貯める必要がある。
ローンの審査が通るのか今から心配。
借金のことはとりあえず置いといて、車を買うための計画を立て始めた。
支出を削って削って月いくらくらい余裕を出せるのか考えた。
正直なところ月10万円超え貯めたいところ。
1年間でボーナスも合わせて250万円貯めたいという計画。
それも現在の借金の定期返済をこなしながらだ。
月10万円の余剰金を出すのは並大抵なことでは無理。
当然ゲーム課金などする余裕はない。
ゲーム課金について今までは月2万円くらいなら使ってもいいか、という甘い考えを持っていた。
結局一度課金すると止められず10万円、20万円と課金することもしばしば。
だから課金を減らすためには課金をしないことが必要だ。
車を買うためにはゲームをやめる必要がある。
これは車欲と課金欲の戦いだ!
後々の借金完済のためにも何としても車欲を勝たせて課金欲を滅亡させる必要がある!
購入する車を考える

車は購入までに色々考えている時間が一番楽しいとよく言うが、今がまさにそれ。
まず一番気になっていたスバルのWRX S4の試乗に行ってきた。
加速感、ボディ剛性、四輪の接地感、運転の楽しさなどなど、良いところを挙げたらキリがない素晴らしい車だった。
しかし最低限のオプション、税金、各種手続きなど含めた金額は650万円ほどになると思われる。
ダメダメ。
流石にこの車を買ったら終身労働確定!
それ以前に買えるお金を貯めるまでこの車が存在するかどうかも怪しい。
ということで別の車を検討することにした。
全く毛色の違う車ではあるが、次に考えたのは三菱のデリカミニ。
軽に目をつけたのは「車欲しい病」おさめつつ維持費を抑え、短期で借金を大きく減らすためのつなぎとしてというもの。
試乗した感じ軽自動車ということを感じさせない、これもいい車だった。
加速、操作性も「非日常」というにはほど遠いが、十分満足できるもの。
日本の軽自動車の技術は素晴らしい!
ただこの車だったら、今の車(デリカD:2)のままでいいなぁと思った。
結局最終的にターゲットとしたのは三菱のエクスフォース。
三菱がランエボで育てたS-AWCやAYCなどの独自技術が使われていること、ハイブリッドの技術も他社と異なる特徴的なものであるらしい、というのが興味を持ったポイント。
ただしこの車は日本では販売されていなくて、現在のところ日本導入の情報は見つけられなかった。
いつ買えるか、また価格はいくらになるのか、情報が無いが、この車が日本に導入されることが決まったらすぐに商談開始できるように貯金に励むことにした。
尖った節約生活の始まり

早速徹底した節約生活を開始した。
とは言え固定費の見直しなど基本的な支出の削減は既に終わっている。
借金返済生活を開始した2年前から節約系YouTuberの動画を何度も何度も記憶するほど見てその発信内容を参考に自身の節約生活の基礎は整えたのだ。
幸運なことに昨年異動があったことで社宅に5年間入居できる資格を得られている。
生活費の大部分を占める家賃が共益費と駐車場代を含め31,500円で済むのは非常に大きい。
結局毎月の収支がマイナスになっていたのはゲーム課金だけが原因だったのだ。
他の支出は充分減らせている。
削れる費用があるとすれば食費か…。
最近は2万円近くになってしまっているが、アイスやお菓子を完全に断つことで1万円前半に抑えることができると思っている。
そして節約の決意を支えるのは家計簿アプリだ。
徹底した節約生活を決意した今、家計簿アプリに無駄な明細が記録されることを非常に嫌がっている自分がいる。
5月はまだ3日しか経っていないものの、1,2日は出費0、3日は794円の食費にとどまっている。
3日の食料調達も大好きなアイス、お菓子には目もくれず淡々と生きるために必要最低限の食材のみ買い物かごに入れた。
まとめ
債務者のくせに借金を増やす車の購入をするなんて…と思われるかもしれない。
けれども今回の車購入は借金を作り、返済を減速させているゲーム課金欲を殺すための激薬と考えている。
この車貯金生活を通して支出からゲーム課金を根絶し、真の節約生活を確立する。
借金完済のため、急がば回れだ!